四大公害病①

戦後日本は爆発的に経済成長を遂げ、先進国の仲間入りを果たしました。

その際に日本は【物を作って売る】という「産業輸出国」として、世界各国との取引を行ってきました。

そのため日本では「太平洋ベルト」一帯での産業活動が盛んになり、その周辺地域では【公害】が引き起こされてきました。

日本の環境問題の歴史についてみていきましょう。


■ 環境問題の歴史

日本で環境問題が問題視されたのは1950年代~1960代です。

これまで産業排出物によって引き起こされる「公害」という概念が無かったため、工場からは人体に有害な廃液や排煙が流出していました。

有名なのは熊本・新潟で起こった【水俣病】です。


■ 水俣病

日本で起きた大きな四大公害病のひとつになります。

水俣病は日本の化学薬品メーカー【チッソ】が有機水銀である「メチル水銀」を水俣湾に排出したことによって引き起こされた病気です。

海の生き物たちがその化学薬品を摂取し、タコやイカなどの魚介類が取れなくなるなどの被害も出ました。

主な症状は魚に蓄積したメチル水銀によって、中枢神経が侵されてしまいます。

最初に起こったのは熊本県の水俣です。

公害の脅威を世界に知らしめたことから、「ミナマタ」でも通用します。